小5生・ 英検準1級 に合格!
留学を経験した小学生が、日本語中心の環境下で英語力を維持し、さらに伸ばしていくことは容易ではありません。しかし、小学5年生のNさんはその壁を乗り越え、帰国後わずか6ヶ月で英検準1級に合格しました。
Nさんが達成したこの成果は、英語再開の時期と学習環境の選択に大きな秘密があります。この記事では、帰国子女だけでなく幼少期に英語学習経験のある子どもたちが共通して抱える課題への対策を公開しています。
Nのプロフィール
英語幼稚園で2年半を過ごしたNさんは、小学校入学後も英会話教室に通い、小学1年生の間に英検準2級に合格しました。英語の基礎を築き、「英語が大好き!」という気持ちを抑えきれなくなったNさんは、1年生修了後にオーストラリアへ親子留学します。
現地校では、日々の授業や友人との交流を通して、楽しく実践的な英語力を磨きました。気づけば2年8ヶ月があっという間に過ぎ、帰国の時を迎えます。
小学4年生の12月、日本へ戻ったNさんは、「せっかく身につけた英語力を絶対に失いたくない!」という強い思いから、お母さんと一緒に英語塾ABCの体験レッスンに参加しました。それは、忘れもしない1月18日のことです。
体験レッスンをきっかけに、2ー3月の春期講習を経て、4月には正式に入塾。6ー7月に英検準1級に合格するという快挙を成し遂げました。
英検準1級合格までの道のり
- 英語幼稚園(2年半)
英語の基礎を築き、英語を好きになる
英検3級(中学卒業レベル)に合格 - 小学1年生
兵庫県の私立小学校に入学
英検準2級(高校中級レベル)に合格 - 小学2・3・4年生
オーストラリアの現地校で2年8ヶ月学び、実践的な英語力を習得 - 小学4年生
12月: オーストラリアから帰国
1月: 英語塾ABCの体験レッスンを受講
2ー3月: 英語塾ABCの春期講習を受講 - 小学5年生
4月: 英語塾ABCに入塾
7月: 英検準1級(大学中級レベル)に合格
留学していた小学生が、日本に戻ったら英語力が落ちてしまった・・・という話はよく耳にします。帰国子女を待ち受ける課題とは一体何なのでしょう?それを知ることが英語力維持の第一歩となります。次のセクションでは、留学後に直面しがちな課題を3つ紹介します。
留学後に直面する課題
Nさんのように、留学中に身につけた英語力を維持することは決して簡単ではありません。その理由として、以下のような課題が挙げられます。
- 英語を使う機会の減少
日常会話や学校の授業が日本語中心に戻ることで、英語を使う(読む・書く・話す・聞く)機会が大幅に減り、英語力の維持が難しくなります。 - モチベーションの低下
日本では英語を使う必要性が少なく、明確な目標を失いがちです。例えば、留学中にあった「学校の授業を理解したい」や「友達とコミュニケーションしたい」といった目標がなくなることで、学習を続ける意義を見失ってしまいます。 - 学習方法の迷い
単語や文法の学び方など、日本と海外で大きく異なる学習スタイルに戸惑います。その結果、自分の英語力に自信を失う子どもたちがいます。
これらの課題は、英語塾ABCの子どもたちからも多く聞かれる声です。特に「学習方法の迷い」は、自分の英語力に自信を失わせ、英語が「嫌い」になる原因にもなります。しかし、正しいアプローチを取れば、これらの課題を克服することは十分可能です。
Nさんは、これらの課題をどのように克服し、英語力を成長させたのでしょうか?次のセクションでは、具体的な秘訣や取り組みを詳しく紹介します。
Nさんが成長し続けた理由
小学生のNさんは、多くの留学経験者が直面する「英語力の停滞」という壁を乗り越え、英検準1級に合格しました。その秘訣は、以下の4つに集約されます。
- 英語学習を再開した時期
Nさんは帰国直後に英語学習を再開しました。小学4年生の3学期、この時期に英検準1級合格を目指してトレーニングを始めたことが、その後の英語力成長の重要な分岐点となりました。幸い、日本の小学校では文法学習が強調されることが少なく、使用する単語も比較的易しいものが中心です。そのため、学習方法の迷いが起こりにくく、さらなる成長を遂げることができました。 - 留学に近い環境づくり
「まるで留学しているかのような環境」を提供する英語塾との出会いが、Nさんの学習方法への迷いを解消し、英語力のさらなる成長を後押ししました。 - 明確な目標設定
具体的かつ達成可能な目標を、一つだけでなく複数掲げていました。これらの目標が学習の原動力となり、迷わず努力を続ける大きな支えとなりました。- 小学生の間に英検準1級に合格する
- オーストラリアの高校・大学に進学する
- 将来、英語で論文が書けるようになる
- 継続的な英語学習の習慣
毎日30分程度の学習を習慣化しました。「読書」「海外ニュース・ドラマの視聴」「ライティング」「単語学習」など、英語に触れる時間をしっかり確保したことが、停滞を防ぎ、成長を促しました。
中でも、初動は大事です。帰国後3ヶ月以内に英語学習を再開できるか?これが、その後の英語力成長のカギを握っています。次のセクションでは、小学生が3ヶ月以内に英語学習を再開し、中学入学前に英検準1級合格を目指す意味を説明します。
中学入学前に英検準1級合格を目指す理由
帰国子女に限らず、幼少期に英語を学んだ子どもたちがその力を維持するためには、中学入学前に「英検準1級」に合格しておくことが大きな助けになります。なぜなら、単語や文法中心の中学英語が始まると、多くの英語経験者が学習法の迷いに直面し、英語嫌いになるケースを何度も見てきたからです。
本来、英語運用能力を高く評価されるべき子どもたちが、「単語と文法」に偏りがちな評価によって「期待ハズレ」と言われてしまうのだから、嫌いになってしまうのも無理はありません・・・
だからこそ、小学生の間に「実際に使える英語力の証明」と言われる英検準1級に合格することで、揺るぎない英語力を手にすることが重要なんです。英検準1級の英語力があれば、中学だけでなく高校でも学校英語に惑わされることなく、楽しみながら学習を続けられる強みになります。
小学生で英検準1級に合格するのは、簡単ではありませんが、幼少期に英語経験がある子どもたちにとって、それは十分達成可能です。せっかく身につけた英語力を中学以降に失ってしまうのがどれほど勿体ないことかを考えると、小学生の間に準1級合格を目指すことは、将来への大きな投資だと言えます。
幼少期に英語を学んだ子を持つお父さん、お母さんたちへ。せっかく身につけた英語力を揺るぎないものとするために、英検準1級合格を目指してみませんか?次のセクションでは、小学生のNさんが、準1級合格に向けて実際に行った英検対策法を紹介します。
帰国子女「N」が実践した準1級対策法
Nさんは、日本で当たり前の「アレ(A.R.E.)」をやらずに、英検準1級に合格しました。それは、「単語暗記・文法・和訳」の鉄板学習のことです。
これら鉄板学習は、留学経験者にとって大変ハードルが高く、英語ギライになる要因にもなります。そこで、Nのお母さんが選んだのは、暗記や文法に頼らない英語塾ABCの勉強法でした。
ABCの英検準1級対策法:
「① レギュラー・トレーニング」と「② 英検直前トレーニング」を組み合わせた学習で、Nさんは短期間で英検準1級合格を手に入れました。
- レギュラー・トレーニング:
- 単語帳の音読: ● 家庭学習 ● 毎日20分程度
英検準1級用の単語帳を用いて、例文をくり返し音読します。日本語の意味を覚える必要はなく、文脈から理解できればOK!音声を聞きながら音読することで、リスニング力も同時に鍛えました。 - 英語本の音読: ● 教室で講師と一緒に ● 毎週1回3時間
"Sherlock Holms" , "I am Malala" , "Hunger Game" などの洋書を音読しました。単語の意味は、推測できるものは推測し、推測できないものは英英辞書で調べます。 - ライティング: ● 家庭学習 ● 毎週1回30分程度
英検準1級で出題されるライティングの練習を習慣的に行いました。講師が添削し、フィードバックする中で、相応しい語彙や文法の使い方、内容や構成が向上しました。 - スピーキング: ● 教室で講師と一緒に ● 毎週1回3時間
1週間に1回(3時間)のレッスンで、アカデミックな英語を使う講師とコミュニケーションを取ることで、スピーキング力を磨きました。
- 単語帳の音読: ● 家庭学習 ● 毎日20分程度
- 英検直前トレーニング:
- 綿密な戦略:
得意・不得意を踏まえた時間配分や得点配分を練りました。 - リーディング・リスニング:
過去問題をくり返し音読することで、英検の問題傾向に慣れました。 - ライティング:
これまで書いたエッセイをくり返し音読し、さまざまなトピックに応用する力を身につけました。 - スピーキング:
本番さながらの面接形式で、何度もくり返し練習することで、緊張が和らぎました。
- 綿密な戦略:
Nさんの英検準1級合格は、戦略に裏付けられた学習計画と留学経験を活かした学習法が大きなポイントとなりました。次のセクションでは、Nさんが実践した学習法がどのような成果を上げたのか、実際のスコアを見てみましょう。
Nの英検準1級成績表
Nさんが受験した、2022年度第1回検定の成績表を以下に公開します。Nさんが実践した学習法が、どのような成果に繋がったのか、見てみましょう。
【2022年度 第1回検定】
合 格
CSEスコア
2620
/3000
***
Nさんはさらに6ヶ月後、英検1級に合格します。この成果は、帰国子女が日本語中心の環境下で、英語力を維持するだけでなく、飛躍することが十分可能であることを証明しています。
帰国子女が成功するためのポイント
帰国子女が英語力を維持し、さらに飛躍するためには、環境や学習法の選択が非常に重要です。特に文法や暗記に頼らない方法を選ぶことで、英語力を実践的に磨き続けることができます。
次に読むべき記事
この記事では、Nさんが英検準1級に合格した6ヶ月後に、「英検1級」に合格したその学び方について、詳しく解説しています。英検準1級、1級合格を目指す子どもたちにとって、とても参考になる内容です。ぜひご覧ください!
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