英検の単語の覚え方で悩んでる小中高生に、その悩みをスッキリ解決します


効果が半減するからやめて〜

時間と労力をかけた結果をしっかり受け取ってほしいから、正しい単語勉強法の動画を作ったデ〜

実演するのは「小5・英語経験ゼロ、たった一年で英検5級から2級に合格」した伝説のCHIKA。早稲田大学に進学が決まり、すっかり大人になったCHIKAが熱演します。

もっと早く知りたかったと皆が言う、英検合格に必要な単語勉強法はコレ!


多くの小中高生に届け〜

英検・ 単語の覚え方 を動画で公開

伝説のCHIKAや、英語塾ABCの子どもたちが実践する単語勉強法は・・・

音声を聞きながら例文を音読する

・・・沈黙が聞こえたので、まずは動画を見てみよう。

実演しているのは、英語経験ゼロの小学生がたった一年で英検2級に合格した正にその人、CHIKA。

(2024年春から早稲田大学への進学が決まっていて、すっかり大人になっていますが・・・)

小5の3月にABCに入会した CHIKA は、毎日15分このトレーニングを続けた。

その結果 6月に英検5・4級合格、11月に3級合格、2月に準2級合格、小6・7月に2級に合格する、と言う伝説を残す。

一番大事は、ママ・パパの心得

さて、動画を見てわが家も音読トレーニングを始めるぞ〜と意気込んでる親子に、ん? 親に(笑)、一番大事を伝える。

子どもたちが、時間と労力をかけた結果をしっかり受け取るには、ママ・パパたちがやってはいけないことがある。それは・・・

「口出し」すること

子どもは、自分がやっていることに口出しされると楽しくなくなります。そうすると、もちろんやる気がなくなるので、トレーニングが続きません・・・

このトレーニングは続けてナンボだから、続けられるような環境づくりが必要なんです。

親がやるべきは「ほめる」こと

ほめて、ほめて、ほめちぎって、子どもが楽しいって思える、続けようって思える環境を作ってあげてほしい☆

これまでの経験から、小学生とか高校生とか、性格とか、そんなの関係なくどんな子も、ほめられたら喜んでくれるんですよね。

わが子のやってることが一つひとつ気になるのは当然なんだけど、まるっと目をつぶってひたすらほめてると、子は親が思う以上に成長してくれるから、「ほめる」を試してみてほしい。

(記事の最後に、「ほめ方」など単語学習に関するよくある質問をまとめています。参考になると嬉しいです♡)

基本のルール

英検 単語・・・って検索すると、これまで主流だった単語の意味を日本語で暗記する学習法よりも音読を勧めるサイトが増えてきて嬉しい♡

しかーし!せっかく音読してるのに、わざわざ単語の意味を日本語で暗記する子がいる。


効果が半減するからやめてチョーダイ!

音読するなら、

日本語で意味を覚えるな

です

そして音読には、

音声と例文が必要

です

なぜなら、

音声をマネして例文を読む

が、音読の基本ルールだから。

基本の5ステップ

さて 動画で説明したように、音読にはいくつかステップがある。

英語塾ABCでは1〜5までのステップを、理想の回数、毎日やることが基本だけど、実際には生徒さんがその日のやる気と元気に相談しながら自分で決めている。

今日はステップ1のListeningを1回だけやるとか、ステップ1〜5まで全部を2回ずつやるとか。

えっ、でも自分で決めさせるとズルすると思うんです・・・よね?

安心してください。方法はあるのでとりあえず子どもに「何を、何回する」のか決めてもらいましょう。

何を何回するか、子が決める

子どもがプランしたら、満足のいく内容じゃなくても笑顔でオッケー!と言ってください。

ここで、回数が少ないとかダメ出しするのはダメです。子どものプランをシラッと変更するやり方はあるので、不満はゴクリと飲み込んで、笑顔でオッケー!をお願いします。

(ステップ5の後に、子どものプランをシラッと変更する一つの方法を紹介しています)

では、基本の音読5ステップを紹介します。

Listening

(理想の回数:2回)文字を見ずに、音声を聞く

Mumbling

(理想の回数:2回)文字を見て、音声を聞いて、小さい声でぶつぶつ言う

Read aloud -1

(理想の回数:3回)文字を見て、音声を聞いて、大きい声で言う

Read aloud -2

(理想の回数:2回)音声を聞かずに、文字を見て、大きい声で言う

Shadowing

(理想の回数:2回)文字を見ずに、音声を聞きながら、後を追いかけて言う

よく分かんない時は「動画」を参考に♩

さて、子どものプランをシラッと変更する一つの方法ですが、まずママ・パパは子どもの声が聞こえる場所に陣を敷いてください。

子どもたちが5ステップのトレーニングを始めたら、ママ・パパは悪い部分を見ない、聞かない。

ひたすら良い部分だけを見る、聞く、そしてほめて、ほめて、ほめちぎる。

この「ほめ」があるのとないのとでは結果がまったく違ってくるので、ここは手を抜かないで丁寧に、そして大げさにやって頂きたい(笑)

恥ずかしくて大げさにほめるなんてできない、なんて言ってる場合じゃないですよ!

笑顔で丁寧に、大げさにほめる

さあ ほめた結果、子どもが嬉しそうな表情を見せたら、すかさずアンコールを要求してください。

このアンコールの要求のとき、最大のテクニックが必要なんだけども、アタシはいつもこんな感じの三文芝居をくり広げてます。

「うっわ、ちょっと待って!今の発音、すっご!カッコよすぎ・・・(自分もマネして言ってみる)・・・ちょっとアタシにはムリだな、できないな。ちょっともう1回言ってみてくれる?」ってな感じでさりげなくアンコールを要求。

こんな三文芝居でも子どもたちは喜んでやってくれる。

ひょっとしたら芝居だって見透かしてるんだけど、大人が楽しそうにしてるからやってあげよう・・・と思ってるのかもしれない(笑)

どちらにせよ、計画段階では「1回」だったものを、「2回、3回」と実行段階でシラッと増やすことは難しくない。

これをフツーに「もう1回聞かせて」なんて言うと、嫌がられること90%です。

もう1つ、アンコールを拒否された時にアタシがよくやる方法を紹介します。

1文ずつ、交互に音読することを提案するんです。

それでも、え〜、やだ〜とか言う子はいるんですけど、気にせず勝手に音読を始めるんです。

黙って始めるんじゃなくて、後攻にある長い文章を指さして、「あっ、後攻だとここに長い文章があるね。先に読んだ方が特かも。じゃ、先にアタシが読むから、キミは後攻ね」とか言うと、子どもが勝手に先攻して音読を始めるんです。

アンコールを上手に要求

そこまでしないといけないのか・・・と思うけど、この音読トレーニングまあまあハードなんです。

やり方は家庭でもできるほどシンプルなんだけど、子どもが一人でやるには心がシンドイんですよ。

だからABCでは、なるべく他の子や講師と一緒に声を合わせてやるようにしてるんです。

家庭でやるときはせめて親が近くで見守り、励ましてあげることが学習継続のカギになるんですよ・・・トホホですね

ちょっと話を巻き戻しますが、どのステップを何回やるのか、何ページ分やるのかを子どもたちが自分で決めるって言うのも、子どものモチベーション維持に大きく役立つんです。

実際にトレーニングするのは子ども自身なんですよ・・・

親がイロイロ決めてしまうと、子は「やらされ」てやってる状態つまり、99.9%受け身になるので効果がめちゃめちゃ下がります。これは本当にもったいない。

だから、例え満足のいくプランじゃなくても子どもが自分で決めるって言うのは大事なことなんです。

完璧を目指してやらない日が続くくらいなら、完璧じゃなくても英語に毎日触れる方がいい!

英検・ 単語の覚え方 - 5ステップの解説

5ステップを一つひとつ詳しく解説します。

大事なのは、すべてのステップで状況や場面をイメージすること。

ただ声に出して言ってるだけ、音を聞いてるだけの状態にならないよう、優しく声がけすることが必要です。

Listening

(理想の回数:2回)文字を見ずに、音声を聞く

音声を聞きながら内容を想像(映像化)するトレーニングで、ただボーッと聞いてるだけにならないように。

英検リスニングのスコアを上げたい子は、このステップ1とステップ5のShadowingを積極的に何回も繰り返しやって、受験する級の語いに耳を慣らすとGood!

Mumbling

(理想の回数:2回)文字を見て、音声を聞いて、小さい声でぶつぶつ言う

小さい声でぶつぶつ言う理由は、音声をしっかり聞きたいから。

この段階では、まだ耳が慣れてなくて音声をしっかり聞き取れない可能性があるから、小さめの声でぶつぶつ言って、練習してみるって感じです。

Read aloud -1

(理想の回数:3回)文字を見て、音声を聞いて、大きい声で言う

ステップ1〜5の中でもっとも重要なステップで、文法・語い習得の基礎になり、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキング力の基礎になる。

どこまで音声を忠実に再現できるか(完コピできるか)で、成長の度合いが大きく変わります。

文字を見るとつい音声がなおざりになりますが、音声をしっかり聞いて再現することを忘れないように。

音声を聞かずにやる子がいるけど、聞きながら音読することで速読・速聴の訓練になるし、どうせ同じ時間トレーニングするんだったら、音声を聞いたほうが効果が高いですよ。

Read aloud -2

(理想の回数:1〜2回)音声を聞かずに、文字を見て、大きい声で言う

音声を聞かなくても、ステップ3の時と同じように言えるか?の確認ステップです。

これがちゃんとできてると、その単語を使って自然な文章が書ける・話せるようになります。

Shadowing

(理想の回数:1〜2回)文字を見ずに、音声を聞きながら、後を追いかけて言う

ステップ4がちゃんとできたか?の確認ステップです。

リスニング力を上げるのに効果的なのはもちろんなんだけど、英語を英語のまま理解する力がグンっと上がる。

これは日本語の意味を暗記する学習法では得られない力なんです。

英検・おすすめの単語帳

英検のおすすめ単語帳は、ジャパンタイムズ社の「出る順で最短合格!」シリーズ。

もう何年もブログで紹介し続けていて、英語塾ABCの生徒さんも全員この単語帳でトレーニングしています。

英検2級 単熟語EX 第2版

Amazon 売れ筋ランキングでは、旺文社の「でる順パス単」が1位ですが・・

それでも、ABCがジャパンタイムズ社の「出る順で最短合格!」シリーズを使う理由は2つ

  • すべての級、すべての単語に「例文」がある
  • すべての例文に「音声」がある

英語塾ABCが行う音読トレーニングに必要な条件を満たす単語帳が、ジャパンタイムズ社の「出る順で最短合格!」シリーズだけだから。

意外と間違ってる単語帳の使い方

音読するのは、赤枠で囲っている「単語とその例文」です。

日本語の意味は耳でちら聞きして、例文の和訳は英文をイメージ(映像化)する助けにします。

Sample - 英検2級 単熟語EX 第2版

さあて、単語帳の使い方なんて間違うワケない、ない・・・ってスルーするかもしれないけど、多くの小・中・高生が間違っている。間違っているんだよ。

英語塾ABCの子どもたちは、単語帳を

前から順番にやらない

英検2級 単熟語EX 第2版 の目次を見ると、

  • Part 1「単語」
  • Prart 2「熟語」
  • Part 3「会話表現」
  • Part 4「テクニカルターム」

となっている。

「単語」のボリュームが最も多いから、前から順にやってると「単語」しかやらずに英検の本番を迎えてしまうなんてことが起きてしまう。

これでは、バランスが悪いんです。

みんな単語帳を手にすると「単語」を覚えることに夢中になるけど、「熟語」や「会話表現」だって大事なんですよ。

「会話表現」はリスニングのスコアを上げるのに役立つし、「熟語」はライティングやリーディングのスコアを上げるのに侮れない部分だから。

と言うわけで、単語帳はランダムにやることが大事なんでーす!

大問1のためだけにやらない

単語学習は、大問1「短文空所補充」で点数を取るためにやるんだと思ってる小・中・高生がなんと多いことか。

英語塾ABCではリスニング、リーディング、ライティング、スピーキング、自分が得意な分野で高得点を目指すためにやっている!

そう、ABCの子どもたちは単語を聞けること、長文で読めること、英文を理解すること、ライティング問題で書けること、スピーキングテストで言えることを目指しているから、単語の意味を日本語で覚える暗記ではなく、くり返し何度も音読して文章を丸っと体にインプットする学習を行うんです。

何度もくり返し音読すると、脳が勝手に文章や使い方を覚えてくれるからね。日本語で意味を覚える必要は全くないんですよ。

ところで、英検に限らず単語帳を何冊持ってる?

大学入試のための単語帳、英検のための単語帳、学校の、塾の、何となく・・・って5冊持ってる子がいたんだけど、どれも中途半端なままだった。

たくさん単語帳を持ってても、どうせやらないんだから(笑)

だったら、

単語帳は1冊で十分

です

1冊の単語帳をぐるぐる何周も何周も回した方が効果は高い!

効果を感じない時

毎日音読トレーニングしてるのに効果を感じない、そんな時に下の2つを見直して欲しい。

ステップ3の完成度

ステップ3で、音声をどこまでマネできてるか?ステップ3は5ステップの中で最も重要で、この完成度で成長度合いが大きく変わる。

英語経験ゼロの小学3年生「Y」が、ABC生のお姉ちゃんと一緒に家庭学習で英検の単語帳を音読してたら英検4級に合格した、と言う実績があります。

英検4級合格後、ABCに入会してくれたので「Y」の音読を聞いたところ、その完成度の高さにびっくり。

まるで音声そのもので、完コピできてるんですよ。

発音、抑揚、感情、音の高低、トーン、スピード、リズム、間、すべてが本物とまったく同じなんです。

常にここまでのクオリティを求めたりはしませんが、できるだけ完コピを目指す気持ちでやってほしい。

余談ですが、小学低・中学年の子は、苦労することなく完コピできる優れた「耳」の能力を持っています。

そして、年を追うごとにその能力は損なわれていくと言います。

小学3年生・・・この頃に英語を始めると良いという理由はここにあるんです。

だからと言って、中学生に音読学習はムリか? と言うとそうではなく、そんなこと言ってる間に1日でも早く音読学習を始めてください。

状況のイメージ

ステップ1〜5までに、場面や状況がイメージできてるか?これができてなくて、合格できないと言う子は多い。

ただ声に出して言うだけ、ただ音を聞いてるだけで状況をイメージ(映像化)できないと、内容が理解できないのだから英検の問題だってちんぷんかんかんぷんで解けるようになりません。

最初は日本語訳をちら見・ちら聞きしながらイメージ(映像化)する助けにします。

慣れてきたら、日本語訳を見ずに映像化する練習をしてください。

映像化すると言う行為は、つまり内容を理解するということなんだけど、同時に脳に負荷をかける行為でもあります。

ただ言うだけ、ただ聞くだけだと脳に何ら負荷がかからず「学び」になりませんが、状況をイメージ(映像化)することで脳に負荷をかけ、「学び」になるんです。

残念ながら、脳に負荷をかけるステップがないと学びにならないんです。

だから、状況をイメージ(映像化)するってことは大事なことなんです。

単語の覚え方 - よくある質問

ママ・パパからの「よくある質問」を一部、紹介しますね。

発音が違うとき・・・

違うなーと思っても、正さない。

子どもは何度もくり返し音声を聞いてるうちに勝手に修正する能力を持っています。

1回で修正する子もいれば2回、3回・・・10回かかる子もいる。だけど、ちゃんと自分で気づくことができます。

例え、今日は気づかなかったとしても、明日、1週間後、3ヶ月後・・・いつか必ず気づきます。

その日が来るまで、親はただ笑顔で聞いて、間違ってること以外の良い部分をほめてあげてください。

さっきよりスラスラ言えてるじゃんとか、うっわ、その発音アメリカ人みたいやんとか・・・

もはや発音と関係なく、表情がいいねーとか、リズムがいいねー、もありです。

ほめることって、無限にありますよね!

単語の意味を答えられない・・・

それでいいんです。言葉で答えられないだけで、イメージで理解できてるから。

音読の効果は正にここにあります。

単語の意味をイメージや使い方、こんな言葉と一緒に使うとか、こんな場面・状況で使うとか、ここでは使わないとか、感覚として体にインプットすることができます。

ネイティブや帰国子女は、英検大問1の穴埋め問題を感覚で解きます。音読は、それと同じ能力を日本にいながら身につけることができるんです。

単語の意味を覚えてるかどうか確認したいところだけど、そこをグッとこらえると、子はバイリンガルに育ってくれます。

ちゃんとやらない・・・

完ぺきじゃなくて全然OK!

寝転びながらやってOK!リスニングしかやらない日があってOK!1ページしかやらない日があってOK!

毎日完ぺきに、なんてシンドイです。

完ぺきを求めて何もやらない日が続くくらいなら、完ぺきじゃないけど毎日英語に触れてる方がいいです。

自発的にやらない・・・

安心してください。多くのお子さんが、そうです。

CHIKAのご家庭では、朝ごはんを食べる時にお母さんが音声を流していたそうです。

音読しなさいとか強制するわけでもなく、ただ黙って再生ボタンを毎日押す。

ごはんを食べる時って・・・そう、音読はできません。だけど、まったく何もしないよりいいんですよ。

完ぺきを求めるより、このくらい肩の力を抜いた方がうまくいくんです。

何せ、ケーゾクが力になるからね。

あるご家庭はお風呂の時、あるご家庭は塾の送り迎えの車の中で、リスニングあるいは音読、あるいはシャドイングしてるそうです。

英語塾 ABCの学習法で受験・英検・留学・仕事でも困らない一生モノの英語を身につけた子どもたちの記事を公開中です。

ぜひご覧ください。

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