
「うちの子はまだ小学生だから、英語は中学からで十分…」そう思っていませんか?
実はいま、小学生の英語力はここ数年で大きく伸びています。
最新の英検協会のデータを見れば、その伸びは誰の目にも明らかです。
英検データで見る小学生の英語力
英検協会から、驚くべき数字が公表されました。
2024年度の小学生の英検受験者数は 37万5,991人。この10年で約1.5倍に増加しました。
え?1.5倍って少なくない?そう思ったアナタ、ちょっと待ってください。
大事なのは、増加の中心が4級・3級・準2級の中位級だという点。
- 4級(中学中級レベル):約1.6倍
- 3級(中学卒業レベル):約1.9倍
- 準2級(高校中級レベル):約2倍
小学生のうちに、高校中級レベルと言われる準2級に挑戦する子も増えているんです。
そして、読む・聞く・書く・話すの4技能すべてが伸びています。
*データ出典:公益財団法人 日本英語検定協会『統合報告書2025』(p.37-38)
英検受験者数が増えた理由は?
なぜ、小学生の英検受験者数がこんなに増えているのか?
その背景には、制度の変化と保護者の意識が大きく関わっています。
まず、公教育では小学校で外国語が教科化されました。
さらに、入試での英検利用。中学や高校、そして大学入試で英検の加点や出願資格が広がり、特に準2級・2級・準1級の合格は「進学の武器」として注目されています。
「入試に有利になるなら、早めに合格させたい」という親のニーズが、低年齢での英検挑戦を後押ししているのです。
小学生の英検、今後どうなる?
小学生で英検に挑戦する流れは、今後さらに広がっていくと考えられます。
ただし、学校や地域による差が大きいのも事実です。
少し古いデータですが、関西学院初等部では6年生の半数が英検3級以上に合格していると報告されています。
そして、よく知られている大阪府公立高校入試での英検優遇制度。
最後に大学入試。旺文社によると、2025年度の大学入試では478校(国公私立全体の63%)が英検などの外部検定を活用しています。出願資格、加点、得点換算など活用方法はさまざまですが、英検合格が“受験の武器”になっているのは間違いありません。
「小学生から英検挑戦」が、今後ますます当たり前になっていくでしょう。
データ出典:
*1 関西学院初等部『2021年度 学校案内』(p.08)
*2 旺文社 教育情報センター『受験生が利用した英語外部検定』
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黄金期に英語を先取りする理由
「英語は唯一、小学生のうちに終わらせられる教科」です。
しかも、小学生は「黄金期」と呼ばれる、英語習得に適した時期と言われます。
耳が柔らかく、固定概念がないから、ふわっふわの極上タオルみたいに、みるみる吸収してぐんぐん伸びる。
赤ちゃんが言葉を覚えるのと同じ。
単語や文法は、繰り返し音読するだけで自然と理解できるようになるから、苦手意識も持ちにくい。
だったら、ここで英語を一気に仕上げてしまうのが最適解では?
早めに“終わらせて”しまえば、中学以降は他の教科にまるっと時間を回すことができるんです。
実際に、こんな声もあります。
「小学校のうちに英検2級に合格できたから、中学の英語はほぼノー勉でした。部活がどれだけ忙しくても、テスト勉強は他の子より科目が1つ少ない。これが本当に大きかったです。」
小学校で英語を終わらせた後、英語力が低下するのではないか?と心配する人がいますが、英検準1級に合格したなら、そう簡単に英語力は低下しません。
むしろ中学・高校での授業が復習となり、さらに英語力は強化されます。実際にそんな生徒さんをたくさん見てきたので、間違いありません。
「まだ早いかな…」じゃなくて、「早いからこそ受験で圧倒的な差がつく!」
だから、“黄金期の先取り”を強く強くオススメしているんです。
小学生が今やるべきこと
それは、シンプルに3つ。
- ローマ字よりもフォニックス
ローマ字を先に覚えてしまうと、英語が読めない原因になります。フォニックスから入ると、知らない単語でも正しい音で、正しく読めるようになります。 - 音読×インプットで4技能の土台を作る
正しい音声を聞きながら大量に音読。読む・聞く・書く・話す――すべての基礎が一気に固まります。 - 英検をステップにレベルアップ
5級→4級→3級→準2級→2級・準1級へ。「合格」という成果が、子どものモチベアップに。
この3ステップは、従来の「暗記・文法・和訳」に頼る学習とはまったく違います。
だから「文法が分からない」「単語が覚えられない」「英文が訳せない」といったよくある英語の悩みを避けることができます。
結果として、英語嫌いにもならないし、苦手意識も生まれません。
そして、この自然な学習プロセスを回していくことで――小学生でも大学入試レベルまで英語力を一気に伸ばすことができるんです。
小学生の英検合格ロードマップ
ケース1:「A」
- 学校・経歴
公立小学校に通学。英語経験なし。習い事なし。 - 学習と成果の流れ
- 小5
- 7月:英語塾ABCの音読トレーニングをスタート!
- 小6
- 7月:英検3級合格
- 11月:英検準2級合格
- 2月:英検2級合格
- 小5
- ポイント
英語経験は「学校で習う程度」だった小学5年生。英語塾ABCの音読トレーニングをスタートして1年半、英検2級に合格。家庭での自主トレを毎日1時間程度、お母さんの管理のもとしっかり取り組んだ結果でした。"UP"も読めなかった英語経験ゼロの小学生が1年半で英検2級に合格した事例の一つです。
ケース2:「Y」
- 学校・経歴
関西大学初等部に通学。英会話歴1年。小3の夏に英語塾ABCに入塾。他に習い事は「無し」。 - 学習と成果の流れ
- 小2
- 英会話スタート
- 小3
- 6月:英検3級合格→英会話をやめる
- 8月:英語塾ABCに入塾。音読トレーニングをスタート!
- 1〜2月:英検準2級合格
- 小4
- 10〜11月:英検2級合格
- 小6
- 2月:英検準1級合格
- 小2
- ポイント
小3で音読を始め、4年間集中して英語に取り組んだことで、小6で英検準1級に合格。つまり、小学校卒業までに大学入試レベルの英語力に到達。中学の授業が"復習"となり、ノー勉でも常にハイスコア。中学で再度準1級を受験し合格。高校は全寮制国際高校UWC ISAK Japanへ進学。
まとめ:小学生のうちに“英語を終わらせる”という選択
英検協会のデータが示すように、小学生の英語力は確実に底上げされています。
いまや英語は「小学生のうちに終わらせることができる科目」です。
黄金期に先取りしておけば、中学・高校での学習が楽になり、部活動や他の教科にも余裕を持って取り組めます。
“英語を終わらせる”とは、決して「詰め込み」ではなく、未来の学びを軽くする準備です。
小学生のうちに計画的に英検を進めること。
これこそが、子どもの可能性を広げる最善の投資だと思うんです。
黄金期に“英語を終わらせる”準備を始めませんか?
小学生のうちに計画的に英検を進めることで、未来の学びが驚くほど楽になります。英語塾ABCの体験授業で、お子さまの英検合格ロードマップを一緒に描きましょう。