• 英検準2級の合格点は?
  • 英検準2級に受かるには何割必要?
  • 英検準2級は何問正解で合格?

英検準2級の合否に関するみんなの疑問を、一挙に解決する「英検準2級ギリギリ合格スコア」を公開するデ〜。

この記事は「英語塾ABC」が書いています。英語塾ABCは、小中高生の英検対策、受験対策そして、留学準備を行う英語専門の塾です。目、耳、口、脳を動かし、学校とは違うアプローチで英語の筋肉を鍛えます。個別スタイルのトレーニングをサポートするのは、高い英語力と高い教養を持つ阪大・京大・神大の留学生。

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\英語経験ゼロの小学生が1年半で英検2級合格/

英検準2級の合格点は?

英検準2級の合格点は、一次試験が1800点満点中【1322点】、二次試験が600点満点中【406点】、合計2400点満点中【1728点】です。

英検準2級の合格点

一次試験
合格点(満点)
二次試験
合格点(満点)
1級2028点
(2550)
602点
(850)
準1級1792点
(2250)
512点
(750)
2級1520点
(1950)
460点
(650)
準2級
プラス
1402点
(1875)
427点
(625)
準2級1322点
(1800)
406点
(600)
3級1103点
(1650)
353点
(550)
4級622点
(1000)
5級419点
(850)
参照:「英検公式サイト」

ただ、この数値は英検CSEスコアと言って、配点が決まっていません。英検協会が独自の計算法で算出するもので、1問あたり何点と決まっていなんです。そのため、受験者が答え合わせした後、正答数から英検CSEスコアを割り出そうとしても、できないんです。

だから、みんな知りたいんです「何割の正答率で合格するのか?」「何問正解したら合格するのか?」を。

(^^)もちろん!みんなの声にお応えして、英検準2級にギリギリ合格した子の正答率や正答数、そして英検CSEスコアを公開します。

英検準2級に受かるには何割必要?

英検準2級は6割の正答率で合格できます。2024年度 第1回検定では、正答率【59%】で英検準2級一次試験に合格*できました。6割に届いていないけど合格できること「も」あるので、合否判定が出るまでは希望が持てます♪

次に、下の画像を見てください。英検準2級一次試験合格者の技能別正答率です。

2024年度 第1回検定

2024年度 第1回検定 英検準2級一次試験ギリギリ合格の技能別正答率【CASE1】リーディング45%、リスニング53%、ライティング79%
2024年度 第1回検定 英検準2級一次試験ギリギリ合格の技能別正答率【CASE2】リーディング59%、リスニング67%、ライティング68%
2024年度 第1回検定 英検準2級一次試験ギリギリ合格の技能別正答率【CASE3】リーディング69%、リスニング40%、ライティング86%

英検協会は、英検準2級の合格ラインについて「各技能で6割程度取れた受験者の多くが合格している」と言っています。そのため、多くの人が英検準2級に受かるには各技能で6割の正答率が必要だと思い込んでいます。

ところが、「CASE1」はリーディングとリスニングが、「CASE2」はリーディングが、「CASE3」はリスニングがそれぞれ6割に届いていません。それでも、英検準2級一次試験にギリギリ合格しました。

英検準2級一次試験では、どれか1つの技能で正答率が4割でも、他の2つの技能でカバーできれば合格できます。各技能のバランスが悪くても、一次試験の合格基準点【1322】に到達すれば合格できます。

英検準2級一次試験の合格には色んなパターンがあるので、後に公開する「英検準2級ギリギリ合格スコア」で、自分の目指しやすいパターンを確認してね。

英検準2級は何問正解で合格?

2024年度 第1回検定では、【51問正解】で英検準2級一次試験に合格*できました。

下の画像を見てください。英検準2級一次試験合格者の技能別正答数です。

2024年度 第1回検定

2024年度 第1回検定 英検準2級一次試験ギリギリ合格の技能別正答数【CASE1】リーディング29問中13問正解、リスニング30問中16問正解、ライティング28点満点中22点*ライティングは正答数ではなく観点別の得点を表示しています
2024年度 第1回検定 英検準2級一次試験ギリギリ合格の技能別正答数【CASE2】リーディング29問中17問正解、リスニング30問中20問正解、ライティング28点満点中19点*ライティングは正答数ではなく観点別の得点を表示しています
2024年度 第1回検定 英検準2級一次試験ギリギリ合格の技能別正答数【CASE3】リーディング29問中20問正解、リスニング30問中12問正解、ライティング28点満点中24点*ライティングは正答数ではなく観点別の得点を表示しています

「CASE1」のリーディングで13問正解や、「CASE3」のリスニングで12問正解は、英検準2級合格を目指す小・中・高生を勇気づけるスコアです(^^)

リーディングで13問正解の例を挙げると、大問1で【5問正解/15問】、大問2で【3問正解/5問】、大問3で【1問正解/2問】、大問4で【4問正解/7問】となります。また、リスニングで12問正解の例は、Part1で【5問正解/10問】Part2で【4問正解/10問】Part3で【3問正解/10問】です。

英検準2級リーディングの大問1でたった5問しか正解できなくても、他の設問や技能でカバーできれば、合格できるんです。そう考えると、自信が出てくるでしょ?

正答数について

リーディングやリスニングは、1問正解で正答数「1」となりますが、ライティングはEメールや英作文といった問題の性質上、1問正解とか2問正解のようには表せません。

そこで、Eメール1題を12点満点、英作文1題を16点満点、計28点満点で採点した得点を正答数の代わりに表示しています。またEメールは「内容・語い・文法」の3つの観点、英作文は「内容・構成・語い・文法」の4つの観点で採点され、各観点は4点満点で評価されます。

英検準2級ギリギリ合格スコア

英検CSEスコアが導入され、英検準2級の合格点が分かりにくくなった今、ギリギリ合格スコアは何問正解でCSEスコア何点に相当するのか目安になります。

注 意

英検準2級ギリギリ合格スコアを公開します!

  • 英検準2級各技能の満点スコアは英検CSEスコアで【600点満点】です
  • 英検準2級一次試験の合格基準点は【1322点】です
  • 英検準2級の問題数はReading【29問】、Listening【30問】、Writing【2題28点】です

case1 - 中学生

1371

/1800

ReadingListeningWriting
CSEスコア436436499
正答数131622
正答率45%53%79%

case2 - 中学生

1383

/1800

ReadingListeningWriting
CSEスコア463470450
正答数172019
正答率59%67%68%

case3 - 高校生

1415

/1800

ReadingListeningWriting
CSEスコア486411518
正答数201224
正答率69%40%86%

2024年度 第1回検定では、正答数の合計が「51」で英検準2級一次試験にギリギリ合格できました。

ただし、同じ正答数でも試験の「回」ごとにCSEスコアは変わるので、次回の試験では正答数の合計が「51」であっても不合格になる可能性があります★注意★です。

今後も、ギリギリ合格スコアが出たら順次公開するデ〜

英検準2級は難しいか?

英検準2級は「高校中級程度」のレベルと言われています。小学生の頃から英検4級、3級と段階的に取得していれば、英検準2級は難しくないです。

英検準2級が難しいと感じるのは、中学生や高校生になって突然、英検を受験するからです。英検準2級が高校中級程度のレベルと言われるため、高校2年生くらいだったら何となく合格できるのかな〜って思ってしまいますが、学校で習ってる英語と英検の英語は種類が違うので「対策」が必要なんです。帰国子女だって、英検対策をしてるんですから!

英検準2級が難しいと感じるもう一つの理由は、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を対策せずに、文法と単語だけに勉強のウェイトを置いているからです。

文法と単語はどれだけ勉強しても完璧にはなりません。ある程度の文法・語い力で英検準2級に合格するスキルを身につけてください。

英検準2級合格のための勉強法

英検準2級合格のためには、文法・語いを完璧にするよりも、ある程度の文法・語いで対応できる力をつけた方が確実です。

ある程度の文法・語いで英検準2級に対応する力を身につけるには、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を統合的に鍛える「音読学習」がオススメです。

音読学習とは?

「音読学習」は、音を聞いて文字を見ながら声に出して読む学習法です。英語のプロも取り入れるほど効果のある音読は、とてもシンプルな学習法なので、英語初心者も安心して取り組むことができます。

音読のメリット①

音読の最大のメリットは、小中高生の一番の悩みである文法・語いの学習法を変えてくれます。何回もくり返し音読することで、覚えようとがんばらなくても脳が勝手に覚えてくれるから、キョーレツに文法を勉強したり、単語の意味を日本語で暗記したり、しなくていいんです。

例えば、英語塾ABCで実際に行っている通称「出る順の音読*」は、英検準2級用の単語本を使って、英単語とその用例文を5〜6回くり返して音読します。文章で音読するため、単語の意味を文章として理解することができます。また、文章をまるごと覚えてしまうので、文法や構文と言った使い方まで自然と身につくのも音読の効果です。

暗記が苦手な子や、文法がキライな子も取り組みやすい学習法です。

音読のメリット②

音読の2つ目のメリットは、リーディング、リスニング、ライティング、スピーキングの4技能を一気に鍛えてくれ、勉強時間の効率化が望めます。

英語塾ABCでは、英検準2級レベルの英語本を使って、音声を聞きながら4〜6回くり返して音読します。普段から、まとまった量の英語をくり返し聞き、読むことに慣れているので、英検準2級の長文やリスニングも十分に対応できます。

また回数を重ねるごとに、英語を日本語に訳さなくても理解できるようになります。これは、帰国子女など特別な誰かができる特殊能力ではありません。日本人の両親から生まれた、日本で育った純粋な日本人でも、この学習を重ねることで自然にできるようになります。

さらにスゴイのは、音読でライティングとスピーキングの基礎まで作っていることです。音読することで、英語の正しい語順や構文が、耳に「音」として、目に「映像」として、口の「筋肉」に、色々な形で残っています。これを状況に合わせてアウトプットすれば書くことも、話すこともできます。

音読だけで一気に4技能を鍛えることができるので、習い事で忙しい子も、期限が迫ってる子もチャレンジしてみる価値アリです。

音読のデメリット

さすがに、音読も良いことばかりではないです(笑)

音読で英検準2級合格を手に入れるには、その「量」と「質」がカギになります。音読の量と質が充分であれば、短期間で英検準2級に合格できるし、音読の量と質が不足していれば、英検準2級合格に時間がかかります。

例えば、単語本を1ページさらっと1回音読しただけで英検準2級に合格できるなんて、そんな虫のいい話はありません。英語塾ABCでは、子どもたちに1日30分程度の音読を毎日と長期休暇などを利用して1日1時間程度の音読を毎日行うことを宿題にしています。

この宿題をきっちりできた子が過去に数名だけいます(笑)。中でも、英語経験ゼロだった子が2名いるんですが、そのどちらも小学生で、たった1年半で英検2級に合格しました。英検5級から順番に、3ヶ月ごとに受験して1年半で英検2級に合格したんです。音読には、想像を超える効果があるんですよ。

では、宿題をしない子がどうなるかと言うと・・・これまた音読がすごいのは、宿題をしなくても、時間はかかるけど、英検準2級にちゃんと合格できるんです。個人差はあるものの、1年〜1年半で合格できています。

すぐにでも始めてほしい音読ですが、もう一つデメリットがあります。それは、シンプルなゆえに単調で、一人でやると行き詰まるんです・・・

もし、一人での学習に限界を感じたら、英語塾など自分と同じ年代、同じレベルの仲間たちと一緒に音読ができる場所を探してね(^^)

英語塾ABCでは、ある程度の文法・語い力でも英検準2級に合格できる英語スキルを音読を中心とした学習法でトレーニングしています。文法の勉強や単語の暗記がツライと思ったら、英語塾ABCの音読トレーニングをオススメします!無料体験レッスンも実施しているので、気になったらぜひお申し込みください。

\英語経験ゼロの小学生が1年半で英検2級合格/

英検準2級に合格する音読勉強法

文法・語いに自信がなくても、英語がキライで苦手でも、それでも諦めずに英検準2級合格を目指してほしい。そこで試してほしい3つの音読勉強法を紹介します。

英検準2級単語本を使った勉強法

オススメ教材

出る順で最短合格! 英検®準2級単熟語EX 第2版

オススメ勉強法

音源を聞きながら、用例を声に出して音読します。

効果

単語帳を何度もくり返し音読すると、次のようなことができるようになります。

  • 英検準2級レベルの英語をスラスラ読み、英語のまま理解できる
  • 英検準2級レベルの英語を、英検準2級レベルのスピードで聞ける、英語のまま理解できる
  • 英検準2級レベルの語い・文法を使って、Eメールや英作文を書くことができる
  • 英検準2級レベルの語い・文法を使って、質問に答えたり、自分の意見を話すことができる
勉強法
1

英語本を使った勉強法

オススメ教材

1「Magic Tree House
2「Wonder(Penguin Readers Level 3)
3「Matilda(Penguin Readers Level 4)

オススメ勉強法

音源を聞きながら英語本を声に出して音読します。

効果

英語本を何度もくり返し音読すると、次のようなことができるようになります。

  • 英検準2級レベルのまとまった量の英語を、素早く読み切る、英語のまま理解できる
  • 英検準2級レベルのスピード、まとまった量の英語を聞き切る、英語のまま理解できる
  • 要約が英語で書けるようになる
勉強法
2

英検準2級過去問題

オススメ教材

1「英検準2級過去問題(3回分)
2「英検準2級過去問題(6回分)

オススメ勉強法と効果

  • 現在の英語力を知るために・・・実際の試験と同じように、時間を測りながら英検準2級の過去問を解きます。自分の英語レベルを知ることで、合格までの距離を測ることができ、計画が立てやすくなります。
  • 問題傾向に慣れるために・・・問題を何度もくり返し音読します。英検準2級の英語に慣れることができ、答えを探しやすくなります。
  • 時間配分を徹底するために・・・英検準2級合格に大きく影響する時間配分。時間配分を間違うと合格できるものが、合格できなくります。そこで、下表の目安時間を参考に、各設問を解けるよう練習してください。
勉強法
3

英検準2級<一次試験>時間配分

英検準2級一次試験は筆記試験80分とリスニング約25分です。筆記試験はリーディングとライティング合わせて80分です。下表を時間配分の参考にしてください。また、リスニングは放送に合わせて問題を解いていくため、時間配分は必要ありません。

出題形式問題数目安時間
大問1短文・語句空所補充15問10分
大問2会話文・文空所補充5問5分
大問3長文・語句空所補充2問6分
大問4[A]長文・内容一致(E-mail)3問6分
[B]長文・内容一致4問8分
ライティングEメール(40-50語)1題20分
英作文(50-60語)1題25分
英検準2級一次試験(筆記)80分

英語塾 ABCの学習法で受験・英検・留学・仕事でも困らない一生モノの英語を身につけた子どもたちの記事を公開中です。

ぜひご覧ください。

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