英語ゼロから始めた小学生のChika。

たった1年で、大学受験にも使える「英検2級」に合格。

実は、文法や和訳に頼らない音読トレーニングを重ねることで、英語が自然と「わかる」ようになるんです。

この記事では、彼女が実際に使った教材や勉強法を公開します。

他を圧倒する量の音読がもたらす成果は、誰にでも再現可能

実際に「Chikaちゃんと同じように実践したら、うちの子も2級に合格しました!」というお母さんからのお声も。

「おうち英語」のヒントになればうれしいですし、もしABCに興味を持っていただけたら、もっと嬉しいです(笑)

ABC入塾の理由

英語経験が“ほぼ”ゼロだったChikaは、新小5の春休みに入塾した。

ほぼゼロ――申込用紙には、「英語未経験」と書いてあった。

公立小学校に通う彼女は、授業で「外国語活動」があったものの、英会話スクールも、英検も、まったく経験ゼロだった。

ただ、自宅で1年間は、公文の英語に取り組んでいた――だから、“ほぼ”ゼロ。

そんなChikaが、英語塾ABCに入塾した理由は?

お母さんが、こう語っている。

「もっと難しいことをしたいと、Chikaが言ったから塾を探し始めた」

そして、お母さんがABCに決めた理由は?

「1回3時間とあるので、充実したレッスンが行われてそうだと思ったこと。ゲームなどの楽しさを売りにしていないこと。本を読むのが好きなので、あってるような気がしたから」

Chikaは読書が大好きな少女だった。

英語の本を通じて、「聞く・読む・書く・話す」を育てるABCの音読トレーニングは、彼女にぴったりだった。

最初の1ヶ月: 入門編

Chikaの英語経験は、「KUMONの英語」を1年やっていた程度。

入塾時、“PUP”を「プップ」と読んでいたのが、すべてを物語っている(笑)

最初に読んだのは、Dr. Seussの『HOP ON POP』。講師と一緒に音声を聞きながら、何度も音読した。

ABCでは、「意味は考えず、とにかく音をマネする」が基本。音から入るこのトレーニングで、Chikaの耳と口はどんどん“英語モード”になっていった。

続く『Fox in Socks』は難しすぎて、途中で断念……。

家では、オンライン教材『Raz-kids』で毎日30分音読。

朝はテレビの代わりに『出る順で最短合格!英検4級単熟語』の音声が流れ、Chikaは無言の朝ごはんタイムに、自然と英語を浴びていた。

入塾してまだ1ヶ月。だけど、家庭での英語接触量は、すでに他を凌いでいた。

――「最初の1ヶ月: 入門編」の教材

  • HOP ON POP
  • Fox in Socks
  • 出る順で最短合格!英検4級単熟語
  • Raz-kids

Chika: 英語学習スタート

  • 2016年3月: 英語塾ABC入塾

2〜4ヶ月: 5・4級W合格

『HOP ON POP』や『Fox in Socks』では、音と文字の関係をつかむため、とにかく“音マネ”をくり返したChika。

家庭でも十分な量の音読を続けていた彼女は、2ヶ月目には“絵本”の音読にステップアップした。

使ったのは『Little Bear』と『Frog and Toad are Friends』。

音声を聞きながらマネして読む。

わからない単語は英英辞書で調べる。

ストーリーについて講師の質問に答え、最後には要約を書く。

この「音読→辞書→Q&A→要約」のサイクルを何度もくり返すうちに、文法や和訳に頼らなくても、英語が理解できるようになっていった。

そして、英検5級と4級をW受験し、W合格。

なんと、“3級”の合格点を大きく上回るスコアで“4級”を突破していた。

経験がなくても、音読をベースにすれば、ここまで理解できるようになる――そんな手応えを感じた。

――「2〜4ヶ月: 5・4級W合格」の教材

  • Little Bear
  • Frog and Toad are Friends
  • 出る順で最短合格!英検4級単熟語
  • Raz-kids

Chika: 英語ゼロ→ 英検5・4級W合格

  • 2016年6月: 英検5・4級 W合格

5〜9ヶ月: 3級合格

“3級”の合格点を大きく上回るスコアで、4級を突破したChika。

3級はまだ未受験だったが、「すでに、受かっている」と判断し、使用する教材を一気に準2級レベルに引き上げた。

教室では、「音読 → 英英辞書 → Q&A → 要約」のサイクルを、これまでどおり徹底。

家では、『出る順で最短合格!英検準2級単熟語』と『RAZ-Kids』での音読を欠かさなかった。

さらにこの頃から、2級を見据えてライティング対策*もスタート。

(*当時は、ライティング問題が2級以上にしかなく、しかもエッセイの1題だけだった。)

ABCの学習法は、級が上がってもやることは同じ。本のレベルが変わるだけ。
シンプルだけど、それが強みだ。

読書が大好きなChikaは、夏休みに入ると、毎日音読に明け暮れた。

そして、圧倒的なインプットを積み重ねた結果、英検3級は、文字通り“軽々と”合格した。

――「5〜9ヶ月: 3級合格」の教材

  • Alice's Adventures in Wonderland
  • The BFG
  • 出る順で最短合格!英検準2級単熟語
  • Raz-kids
  • Writing: Essay

Chika: 英検4級→ 3級合格

  • 2016年10-11月: 英検3級合格

10〜12ヶ月: 準2級合格

“準2級”の合格点に近いスコアで、3級に合格したChika。

実力的には、すでに準2級レベルと判断し、教材は一気に2級仕様へとグレードアップした。

本人もこの“先取り”にまったく抵抗はなかった。むしろ「早く皆と同じスタート地点に立ちたい」と、前向きな気持ちで取り組んでいた。

実は、Chikaの周囲には、彼女より年下で2級に挑戦する仲間もいた。そんな環境が、Chikaの背中を押したのだろう。

教室では、これまで通り「音読 → 英英辞書 → Q&A → 要約」のサイクルを徹底。

家では『出る順で最短合格!英検2級単熟語』や『RAZ-Kids』を使って、音読を続けた。

ライティング対策も、すでに2級レベルのEssayに取り組んでいる。

圧倒的なChikaの音読量と英語接触率から、「準2級と2級のW受験もアリでは?」という声も上がったが、本人が「今回は準2級だけで」と冷静に判断。

その結果、余裕をもって準2級に合格した。

――「10〜12ヶ月: 準2級合格」の教材

  • Magic Tree House
  • 出る順で最短合格!英検2級単熟語
  • Raz-kids
  • Writing: Essay

Chika: 英検3級→ 準2級合格

  • 2017年1-2月: 英検準2級合格

13〜17ヶ月: 2級合格

準2級を余裕で合格したことで、Chikaの2級合格はもはや時間の問題だった。

もちろん、彼女はここでも音読の手を一切ゆるめなかった。

『Diary of a Wimpy Kid』や『Raz-kids』を読み込みながら、毎日コツコツ音声にあわせて声に出す。

単語帳は『出る順で最短合格!英検2級単熟語』を活用し、ライティングも引き続きEssayを書き続けた。

そして――1年と5ヶ月で、ついに英検2級に合格。

十数年、ABCで数えきれないほどの生徒を見てきたが、Chikaほど音読した子は他にいない。

和訳にも、文法にも頼らず、「音から」英語を習得したその姿は、まさにネイティブが“英語をモノにしたプロセス”そのものだった。

この快挙は、あっという間にママ友たちの間に広まり、周辺の子どもたちがABCに続々と入塾。

Chikaの音読ストーリーが、また次の“奇跡”を呼んでいる。

――「13〜17ヶ月: 2級合格」の教材

  • Diary of a Wimpy Kid
  • 出る順で最短合格!英検2級単熟語
  • Raz-kids
  • Writing: Essay

Chika: 英検準2級→ 2級合格

  • 2017年6-7月: 英検2級合格

2級合格、その後

英語ゼロから、1年で英検2級に合格したChika。

次に選んだ道は――なんと、中学受験だった。

2級に合格したことで、自信がついた彼女は、姉が通う「関西学院千里国際中等部」への進学を決意。

小学6年生の夏休みから受験勉強を始め、見事に合格した。

中学入学後、ABCを退塾した。

再び会ったのは、彼女が早稲田大学への進学を決めた2023年の冬だった。

話を聞いてみて、少し驚いた。

中等部の3年間は英検を一度も受けておらず、高1の3学期になってようやく準1級にチャレンジ。結果は不合格。

高2の夏に再チャレンジし、合格。

高2〜高3にかけては、TOEFL iBTやSATの対策にも力を入れ、週2回・2時間の“必死の勉強”でスコアアップ。

その努力が実り、早稲田大学に合格した。

Chika: 英検2級→ その後

  • 2018年1月: 関西学院千里国際中等部 合格
  • 2018年4月: 関西学院千里国際中等部 入学
  • 2018年7月: ABC退塾
  • 2022年1月: 英検準1級 不合格
  • 2022年6-7月: 英検準1級 合格
  • 2022年7月: TOEFL iBT 73取得
  • 2023年10月: TOEFL iBT 101取得
  • 2023年12月: 早稲田大学 合格
  • 2024年3月: 関西学院千里国際高等部 卒業
  • 2024年4月: 早稲田大学 入学

年表: 英語ゼロ→早稲田入学

2023年12月、早稲田大学に合格したChikaから連絡があった。

「大学入学までの3ヶ月間、ABCで講師として働きたい!」

英語ゼロからはじまった彼女の学びが、今度は、次の世代の背中を押す力になろうとしている。

ABCには、彼女がかつて通っていた千里国際の中高生も多く在籍している。

だからこそChikaは、彼らにとって「先を走る先輩」として、まさに理想のロールモデルだ。

Chika

2016年3月ー2018年7月

ABC生として在籍

2016年(小5)KUMONの英語に取り組む
2016年3月(小5)英語塾ABC 入塾
2016年6月(小5英検5・4級 W合格
2016年10-11月(小5)英検3級 合格
2017年1-2月(小5)英検準2級 合格
2017年6-7月(小6)英検2級 合格
2017年8月(小6)受験勉強スタート
2018年1月(小6)関西学院千里国際中等部 合格
2018年4月(中1)関西学院千里国際中等部 入学
2018年7月(中1)英語塾ABC 退塾
2022年1-2月(高1)英検準1級 不合格
2022年6-7月(高2)英検準1級 合格
2022年7月(高2)TOEFL iBT 73取得
2023年6月(高3)SAT受験(上智受験のため)
2023年10月(高3)TOEFL iBT 101取得
2023年12月(高3)2023年12月: 早稲田大学 合格
2024年3月(高3)関西学院千里国際高等部 卒業
2024年4月(大1)早稲田大学 入学

ChikaがABCで講師として過ごした、わずか3ヶ月のあいだ。

彼女のレッスンを受けたある生徒が、「千里国際中等部について教えて!」と言った。

そこで急きょ、この親子のために、Chikaによる学校説明会を開催。

「忖度のないリアルな学校の話が聞けた」と、好評だった。

ABCの生徒と講師が、いろんな場所でつながっていくこと。

これを、ABCの“真の価値”として、育てていきたい。

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