英検準1級 で大学受験に勝てる! 名古屋市立大学薬学部 に合格した子が教えくれた英検の有利さ
英検準1級 の英語力があれば、大学入学共通テスト・英語で90点台が取れることを知っているだろうか?

小6の3学期、Yuukiは 英語塾 ABCのバイリンガル流トレーニングをスタートした。
英語経験ほぼゼロ、英検への興味もゼロだったが、講師のススメにより入塾わずか7ヶ月で人生初の英検(4級)受験・合格。
これを機に、段階的な英検受験を進めていく。
中2で準2級→ 中3で2級、そして、高1で 英検準1級 合格。
人生最大の岐路? である大学受験では英語を強みに、名古屋市立大学薬学部、東京理科大学、立命館大学薬学部、東京薬科大学、大阪薬科大学に合格する。
この記事は、まるで模範のようなYuukiの英検合格の歴史を追いかけ、本当に 英検準1級 で大学受験に勝てるのか、謎に迫る。
英語塾 ABCは、英検、受験、留学、仕事でも困らない一生モノの英語力を身につけるための塾。英検1級以上のバイリンガル講師たちが子ども時代にやっていた「音を聞いて、声に出して、英語のまま理解する」学習法で、バイリンガルを手に入れる!さぁ、新しい英語の世界へ。(英語塾 ABC 公式HPへ)
英検準1級 合格ストーリー

2015年3月、ちょうど中学受験が終わってホッとしている小6の3学期に、Yuukiは 英語塾 ABCに入塾した。
英語経験はECC歴1年。
ほとんどゼロ。
しかも入塾当時の Yuuki は 英検への興味さえもゼロ。
そう、今でこそ英語塾 ABCの全生徒さんが受験や留学を見据えて英検にチャレンジするが、2015年当時は英検の知名度も低く、ABCの生徒さんもまだ全員が英検を受験するほどではなかった。
そんな時代、英検への興味ゼロのYuukiに講師の1人が受験を強く勧める(笑)
入会7ヶ月で初めて 英検4級 を受験したYuukiは、難なく合格。これを機に、英語力測定として段階的に英検を受験することとなる。
中1で4級 → 中2で準2級→ 中3で2級。
そしてついに、その時が来る。高1の1学期に 英検準1級 を取得したのだ。
Yuukiの通う大阪教育大学附属池田中学・高校では英検での加点はない。
大学受験も国立大学の薬学部狙いで、Yuukiの志望校で英検優遇の可能性は低い。
それでも、英語塾 ABCのスローガン「バイリンガルを手に入れろ!」の下、いつか必ずバイリンガルの英語力が役立つと信じ、Yuukiは英検へのチャレンジを続けてくれた。
そして、高1と言う早い時期にバイリンガルの証とも言える 英検準1級 に合格したことで、Yuukiの大学受験は有利になる。
受験対策が英語以外の4教科となったからだ。
ようやく、バイリンガル流トレーニングが役に立った(喜)!
英語以外の苦手科目に多くの時間を費やすことができたYuukiの受験は、もちろん成功を収めた。
名古屋市立大学薬学部、東京理科大学、立命館大学薬学部、東京薬科大学、大阪薬科大学に合格したのだ。
英検準1級
合格ヒストリー
2015年3月入塾(新中1) | ECC歴1年、英検なし |
2015年10-11月(中1) | 英検4級 合格 |
2016年6-7月(中2) | 英検3級 合格 |
2016年10-11月(中2) | 英検準2級 合格 |
2017年6-7月(中3) | 英検2級 合格 |
2018年6-7月(高1) | 英検準1級 合格 |
英語力が順調に向上しており興味をもって楽しく受講できているようです。楽しみながら学習しているので長く続けられそうです。
2016年 YUUKI のお母さまの声
英検準1級 は共テで90点台
名古屋市立大学 薬学部に進学が決まった Yuuki に、インタビューを行った。
最初の質問は、YuukiがABCを辞めた高2の修了時から入試までの1年間、どんな受験勉強(英語)をしたのか?

受験に向けてどんな勉強をしたの?

英語はほとんど、勉強してません(笑)

えっ!そうなの?

ずっと数学の勉強をしてました(笑、笑)
併願校の多くが共通テスト利用できること、英語が得意だったことから、Yuukiは受験勉強のための英語をほとんどしなかったと言う。
それでも 大学入学共通テスト(英語)のスコアが90点台だと言うじゃないか(驚)。
つまり 英検準1級は、ノー勉で大学入学共通テストを迎えても90点台が取れる英語力だと言える。
そればかりか、高校3年生と言う受験生が最も焦り、追い込みをかける1年間、まるごと他教科に時間を費やすことができると言う有利さがあるのだ。
そう、そう、これ、これ!
これが正に英語を先取りする最大の利点なんだよ。
いいかい、できるだけ早く 英検準1級 を取得すれば、受験対策は4教科だけでよくなる。
英検準1級 は、大学受験に勝つための十分な材料になるんだよ。
ここで一つ大事なことを伝えておこう。
英検準1級 に合格したある中学生に問われた。

英検1級を目指す意味はありますか?
関西第一位の名門校に通い、おそらく東大理IIIを目指すだろう。
将来的に留学をちらりと考えている。
受験での英検1級利用は、あまり考えていない。その子にとって、意味あるか?
難しい問いだけど、私の答えは「ある」だ。
Yuukiは高1の1学期に 英検準1級 に合格した。その後はもちろん英検1級合格を目指してトレーニングを続けた。高校2年生の修了時までね。
英検1級には残念ながら合格しなかったけど、目指してたから、当然英語力は英検準1級ギリギリじゃなくて、1級に近づいたよね。
だからこそYuukiは、大学入学共通テスト・英語で90点台を取れたと思うのよね。高3の1年間は英語の勉強をせずに、他の教科に時間をかけていたのにも関わらずね。
英検準1級 の英語力をキープし続けると言う気持ちでトレーニングするよりも、同じ時間を使うなら英検1級を目指しながらトレーニングした方が、英語力は伸びるからお得だよね。
そういう意味でも 英検準1級 に合格したから終わりではなくて、英検1級にチャレンジした方がいいよね。
それからもう一つ考えて欲しいのは、英検1級を目指しながら、TOEFL iBTやIELTSのスコアを取っていく方法。
将来的に留学を考えているなら、TOEFL iBTやIELTSのトレーニングはとても有効だから。
実際に大学の講義を受けることや、キャンパス内での会話などを想定して問題が作られているから、大学や大学院で留学を考えている子は、英検準1級に合格したらぜひチャレンジしてもらいたい。
話がソレちゃったけど、英検準1級に話を戻しますね。
英検準1級 で薬学部 合格!
高1で 英検準1級 を取得していたYuukiは、名古屋市立大学 薬学部の他に下記4大学を併願した。
- 立命館大学薬学部
- 東京理科大学薬学部
- 東京薬科大学
- 大阪薬科大学

結果はどうだった?

全部、合格できました😆

立命館は 英検準1級 で、英語が満点でした!
立命館大学が、英検準1級 利用で英語満点保障することはよく知られているが、特筆すべきは「受験時期を問わない」ことだ。
このスゴさが、分かるかい?
もし、中学生の間に 英検準1級 に合格していれば、高校3年間は英語以外の教科に集中できるんだよ。
また Yuukiは利用していないが、東京理科大学薬学部の2022年度の募集要項によると、英検準1級 を取得していると、グローバル方式と言う入試方式で 20点以上の加点がある。
薬学部も、英検準1級 で有利に合格を掴める時代になっている!?(詳しくはこの次の「薬学部のある大学」で説明してるので安心して読み進めてね♪)
英検準1級利用で英語が満点になる!
立命館大学の「入試案内2023」
【対象入試、方式】 共通テスト方式、「共通テスト+面接」グローバルコース方式(情報理工学部) *「経営学部で学ぶ感性+共通テスト」方式は対象となりません。
【対象とする英語外部資格試験および本学が定める基準スコア・等級】 出願登録時に「外国語『英語』」の特例措置を希望し、以下のスコア等を証明する書類を提出した場合は、大学入学共通テストにおける「外国語『英語』」を満点に換算し、合否判定を行います。 *大学入学共通テストで「外国語『英語』」の受験は必要です。
1 実用英語技能検定(CBT、S-CBTも可):準1級以上(受験時期は問わない)
立命館大学「入試案内2023」
2 TOEFL iBT®テスト※1 :72点以上(2021年4月1日以降に受験したもの)
3 IELTS(Academic Module()CDIも可):Overall Band Score5.5以上(2021年4月1日以降に受験したもの)
4 GTEC※2 :1260点以上(2021年4月1日以降に受験したもの)
5 TEAP(4技能) :334点以上(2021年4月1日以降に受験したもの)
薬学部のある大学
英語塾 ABCは受験塾じゃないので本筋から話がソレルのだが、気になったので、河合塾「Kei-Net」のランキング表から薬学部だけを抽出し、下記表にまとめた。
併せて、英検の優遇措置がある薬学部についても調べてみたが、想像通り少なかった。
でもね、何事もゼロではないんだよね(フフフ)。
国公立大学
国立の薬学部でも、英検を優遇してくれる大学がある。広島大学だ。しかもこの大学の英検優遇はキョーレツだ。
2022年度の募集要項を見ると、英検準1級 取得者には大学入学共通テスト・英語でみなし満点をくれると言う(有効期限あり)。
さらに、千葉大学も個別学力検査において5点または10点の加点がもらえるのだが、面白いのは、合格・不合格にかかわらず、英検CSEスコアで判断してくれる点だ。
CSEスコア 2,300以上で10点、2,180以上で5点と言った具合だ。
英検準1級 の合格点がCSEスコア で2,304であることを考えると、英検準1級 に合格してないと10点の加点はムリなんだけどね。
だけど 10点の加点がムリでも、英検CSEスコア2,180で5点の加点は狙えるよね。
英検2級の合格点を知ってるかい?
CSEスコアで1,980だ。ってことは、英検2級に8割くらいの正答率で合格できれば5点の加点が狙える。準1級合格はムリでも、英検2級に8割正解すると言うのも、最後の一手としてなくはない。
でもやはり、広島大学や千葉大学の薬学部を狙うなら、英検準1級 取得が必須だよね。
大学名 | 共テ得点率 | 2次 |
東京(理II)《前期》 | 84 | 67.5 |
京都(薬)《前期》 | 81 | 65.0 |
九州(薬ー臨床薬)《中・後期》 | 77 | 65.0 |
大阪(薬ー薬)《前期》 | 77 | 62.5 |
北海道(薬)《中・後期》 | 77 | 62.5 |
千葉(薬ー薬科学)《中・後期》 | 76 | 65.0 |
九州(薬ー創薬科学)《中・後期》 | 75 | 65.0 |
徳島(薬ー薬)《中・後期》 | 75 | 57.5 |
富山(薬ー薬)《中・後期》 | 75 | ー |
名古屋市立(薬ー薬ー中)《中・後期》 | 74 | 62.5 |
千葉(薬)《前期》 | 74 | 62.5 |
九州(薬ー臨床薬)《前期》 | 74 | 60.0 |
東北(薬)《前期》 | 73 | 60.0 |
長崎(薬ー薬)《中・後期》 | 73 | ー |
広島(薬ー薬)《前期》 | 72 | 60.0 |
九州(薬ー創薬科学)《前期》 | 72 | 60.0 |
岐阜薬科(薬ー薬ー中)《中・後期》 | 72 | 60.0 |
名古屋市立(薬ー生命薬科学ー中)《中・後期》 | 72 | 60.0 |
富山(薬ー創薬科学)《中・後期》 | 71 | ー |
長崎(薬ー薬科学)《中・後期》 | 71 | ー |
岡山(薬ー薬)《前期》 | 70 | 57.5 |
熊本(薬ー薬)《前期》 | 70 | 57.5 |
富山(薬ー薬)《前期》 | 70 | 55.0 |
静岡県立(薬ー薬ー中)《中・後期》 | 69 | 60.0 |
金沢(医薬保険ー薬)《前期》 | 69 | 57.5 |
徳島(薬ー薬)《前期》 | 69 | 57.5 |
長崎(薬ー薬)《前期》 | 69 | 57.5 |
和歌山県立医科(薬ー薬)《前期》 | 69 | 55.0 |
岡山(薬ー創薬科学)《前期》 | 69 | 55.0 |
山陽小野田市立(薬ー薬ー中)《中・後期》 | 68 | 57.5 |
富山(薬ー創薬科学)《前期》 | 68 | 52.5 |
熊本(薬ー創薬・生命薬科学)《前期》 | 68 | 55.0 |
金沢(医薬保険ー医薬科学)《前期》 | 67 | 55.0 |
広島(薬ー薬科学)《前期》 | 66 | 55.0 |
静岡県立(薬ー薬科学ー中)《中・後期》 | 65 | 57.5 |
長崎(薬ー薬科学)《前期》 | 65 | 52.5 |
私立大
さすがに薬学部ともなると、私立大でも英検優遇は少ない。
そん中、立命館大学は眩しいほどの光を放っている。共通テスト方式での受験の場合、英検準1級 を取得していると、大学入学共通テスト・英語において満点に換算してくれる。しかも 英検準1級 の受験時期を問わない(参考:2023年度入試要項)。
また 東京理科大学(グローバル方式)は、英検のスコアに応じて 大学独自の入学試験の得点に20点以上の加算をくれる。
千葉大学と同様、合格・不合格にかかわらず 英検CSEスコアで判断してくれる。
CSEスコア 1,700 – 1949で10点、1,950 – 2,299で15点、2,300 – 2,599で20点、2,600 – 3,299で22点、3,300 – 3,400で25点と言った具合だ。
英検の合格点は、CSEスコアで英検準2級が1,728、英検2級が1,980、英検準1級 が2,304、英検1級が2,630となっている。ちなみに、各級の満点スコアは、英検3級が2,200、英検準2級が2,400、英検2級が2,600、英検準1級が3,000、英検1級が3,400だ。
数字が多く並んでしまって見づらいが、英検準1級 に合格していれば少なくとも20点の加点はもらえる。
私立大薬学部の上位校である東京理科大学と立命館大学が 英検準1級 取得者を優遇している事実は、高校生が 英検準1級 を目指す十分な目的になるだろ?
大学名 | 科目数 | 偏差値 |
慶應義塾(薬ー薬) | 3 | 62.5 |
慶應義塾(薬ー薬科学) | 3 | 62.5 |
東京理科(薬ー薬B方式) | 3 | 62.5 |
東京理科(薬ー薬グロバル) | 2 | 62.5 |
東京理科(薬ー生命創薬B方式) | 3 | 60.0 |
北里(薬ー薬) | 3 | 57.5 |
東京理科(薬ー生命創薬グロバル) | 2 | 57.5 |
立命館(薬ー薬薬学方式) | 3 | 57.5 |
北里(薬ー生命創薬科学) | 3 | 55.0 |
星薬科(薬ー薬B方式) | 3 | 55.0 |
明治薬科(薬ー薬B方式後期) | 3 | 55.0 |
立命館(薬ー薬全学理系) | 3 | 55.0 |
立命館(薬ー薬学部理1) | 3 | 55.0 |
立命館(薬ー薬学部理2) | 4 | 55.0 |
立命館(薬ー創薬科学学部理2) | 4 | 55.0 |
近畿(薬ー医療薬前A) | 3 | 55.0 |
近畿(薬ー医療薬前B) | 3 | 55.0 |
英検準1級 を狙え!
英検準1級 を狙うなら、まずはこの記事を読んで↓↓↓
「英検準1級 の合格点とは? 何問正解で合格?7割で合格は本当か?その真実に迫る!」
英検準1級 なんてムリだわーって思った人ほど、この記事を読んでほしい。この記事は、「英検のヒミツ」を知らない人、思い込みの強い人向けに書いた記事だから。
数パーセントの人がすでに知っている「英検のヒミツ」を、キミにも早く知ってほしい。
英語塾 ABCの子どもたちがそうしたように、キミのこれからの人生も大きく変わるから!
英検はただの資格じゃないの。
英検に合格したら自信が出て、留学しようかなーとか言い始めて、本当に留学しちゃうんだから。なんで?って思うかもしれないけど、実際そうなんだもん。
ABCに入った当初、留学したいけど私にはムリですって言ってた子が、英検2級に合格すると留学したいなーって言い始めて、英検準1級に合格したら留学します!って言うようになる。
目の前の景色がぐんって変わるわけよ。これまで勝手に自分で作ってた枠が、一瞬にして消えるの。
選択肢が、目指す場所が、自分の生活の場が、急にグローバルになるんだから。
別に海外に行かなくていい。留学しなくていい。それでも、英検に合格したら将来の選択肢は間違いなく広がる。
英検は受験のためだけに目指すんじゃないんだよ!
いつから始める? 英検準1級 対策
英語は唯一、大学受験に向けて先取りできる教科だ。
しかも 先取りすればするほどその恩恵は大きい。
なぜなら 立命館大学のように 英検準1級 の取得時期を問わない大学があるから。
期限がないってことは、高1までに 英検準1級 を取得してれば、高2からの受験勉強は、英語以外の他教科に、苦手科目に、専念できるってことなんだよ!
もっと言うと、中学生の間に 英検準1級 を取得してれば、高校3年間まるっと他教科に専念できる。これは受験勉強に限ったことではなく、学校の定期テストでさえ、同じことが言える。
例え、有効期限があったとしても、英検準1級 を一度取得したことがある子なら、適度に英語に触れていれば、その英語力はちゃんとキープできる、そんな簡単に劇オチする英語力じゃあないから安心してくれ。そんなことは英検を受けない理由にはならない。
そして「英検なんて持ってなくたって」って言う子がいるけど、せっかく英検が利用できる時代になったんだから、英検の恩恵を最大限に受け取ろうよ。
英検をただの資格だと思うナ。
英検を取得することで、その先の視野が、世界が広がった子どもたちがたくさんいるんだよ。
英検に合格するとね、自信がつくの。
自信がつくと、自然と夢がふくらむの。
土俵が、途端にグローバルになるのだよ!
「英語が苦手だー」って言ってた子が、英検2級に合格して、留学を考え始めるんだから。
英検準1級を目指して、本当に留学しちゃうんだから。
そんな子を何人も見てきたから、英検受験を躊躇しているキミたちに、伝えたい。
今すぐ、英検にチャレンジしてほしい。
そして見える景色を、住む世界を変えようよ!

で、いつから 英検準1級 の対策を始めればいいですか?

小学校卒業までに 英検2級、中学で 英検準1級 合格が理想

だから、小学生から段階的に英検を受験してください
中2で、初めて英検を受験します。しかも、2級を。
と言う子が多いです。
でも、これは本当に辞めてほしい(泣)
お願いだから、もっと早くから英検を受けよう(泣)
英検2級や準1級はね、学校の英語学習法では合格が難しいのよ。
合格のためには、学校の英語学習法を取っ払う必要があるのよ。
例えば、英語を日本語にするクセ。
文法やスペルを気にしすぎるクセ。
英語の意味を日本語で暗記するクセとか。
これまでに染み付いてしまったクセを取っ払うには、とにかく時間がかかるの。
同時に新しい学習法を身につけないといけない。
これを短期間でやろうなんて、疲労困憊、本当に大変です!
小・中で英会話を習ってたから英語には自信があるという高校生が、大学入試に 英検準1級 を利用したいと、高2の夏から対策を始めたことがあったが、合格までにまるまる1年びっちりかかりましたよ。
英検準1級 レベルのボキャブラリーをインプットすること、時間をかけて大量の長文に触れること、エッセイを書くための背景知識を補うことなど … 宿題を全然やらない子だったから、週3回レッスンを受講して、びっちり1年です。
1年がかりで、それでも 英検準1級 取得できたからいいけど…。
でもね、思うわけですよ。
英検はね、余裕を持って「ラク」に合格できてこそ、真の価値があるの。
もっとラクに 英検に合格できる方法があるんだよって、広く伝えたいの。
くり返しになるけど、

小学校卒業までに 英検2級、中学で 英検準1級 合格
これが 英検の真の価値なんです。
これが 最も効率的であり、英検の恩恵を最大限に受け取る方法なんです。
お願いだから、早く英検を始めよう(涙)
なぜ小学校卒業までに英検2級?
これまで多くの小・中・高生の英検合格をサポートしてきた経験から、子どもたちがよりラクに 英検準1級 に合格し、英検の恩恵を最大限に受け取るには、小学2年生か小学3年生から英語学習を初めて、小学校卒業までに 英検2級 に合格、中学で 英検準1級 に合格することだ。

なんで、小学校卒業までに英検2級?

1.中学入学までにバイリンガル流トレーニングを完成させたいから
単語さえ覚えれば英検2級や 英検準1級 に合格できると思ってる子が多いが、そうじゃないんだよ。
英検2級や 英検準1級 に合格するには、バイリンガルの英語力が必要なんだ。
バイリンガルの英語力とは、英語を英語のまま理解する力や、英語で考え、アウトプットする力のことで、中学で本格化する単語の暗記、和訳、文法学習とは真逆のトレーニングが必要なの。
英検準2級までは、単語の暗記、和訳、文法学習でまあまあ何とか合格できる。
でも、この勉強法で得た英語力が通用するのは英検準2級までで、英検2級や準1級には通用しないんだよ。
ここに英検2級や 英検準1級 に中々合格できない理由がある。
バイリンガルの英語力を身につけるために 英語塾 ABCでは、英語本の音読を中心とした、暗記しない、文法しない、和訳しないトレーニングを行っている。バイリンガルが英語を身につけたのと同じ環境を音読によって再現しているわけ。
バイリンガル流トレーニングは中学校の英語とは真逆なんだよ。
中学校の英語が始まってからバイリンガル流トレーニングをスタートすると、当然、バイリンガル流トレーニングが根付くまでに時間がかかってしまう。だって学校の定期テストのために単語の暗記しないといけないから。文法を勉強しないといけないから。学校のテスト対策が優先高いから。
だから、小学生の間にバイリンガル流トレーニングを習慣づけ、中学英語が始まっても揺るぐことのないバイリンガルの英語力を身につけておきたい。
これが「小学校卒業までに英検2級」の最大の理由だ。

2.中学生は定期テストや部活動で忙しい
敢えて他にも理由を挙げるとするなら、中学生は小学生と比べて、英語に触れられる時間が圧倒的に少ないこと。
中学生は年に4〜5回、定期テストがある。
テストの1週間前とテスト週間の2週に渡って、学校テスト対策に時間を割くことになる。
それはつまり 2ヶ月に1回、2週間は学校の定期テスト対策に時間を費やすことになるわけですよ。
どうってことないかのように思えるが、その間、子どもたちはバイリンガル英語ではなく学校英語にどっぷり浸かるわけなんです。
単語の意味を日本語で覚えたり、文法を覚えたり、和訳したり。これは、イタイ。
その上、部活動の大会や合宿、学校のイベントなどでますますバイリンガル英語を鍛える時間が減る。
英検合格に必要なバイリンガル流トレーニングは、できるだけ多くの英語に触れる時間が必要なのに、中学生は大量の英語に触れるための、まとまった時間を作るのが難しい。

3.中学生は親のコントロールが及ばない
敢えてもう一つ理由を挙げるなら、中学生は小学生に比べて、親のコントロールが効かないこと。
小学生はどんな子でも「親に勉強しなさい!」と言われたら、イヤイヤでも多少はする。
ところが中学生になると、親が勉強しなさいと言ったところで、、、しない。
また 親がバイリンガル流トレーニングを勧めても、学校と大きく違う学習方法に、中学生はすんなりとは受け入れないだろう。
反抗期を迎えた子なら、なおさらだ。
反抗期を迎える前、できるだけ英語学習に対する考え方が柔軟なうちに、バイリンガル流トレーニングを習慣づけておくことが重要だ。

中学校の英語について
中学校で英語の授業が始まると「文法理解」「単語暗記」「英文和訳」のクセがついてしまう。
英検は、準2級、英検2級、英検準1級 とグレードアップするにつれ、「文法理解」「単語暗記」「英文和訳」のクセが英検合格を阻む。
でもなぜか、英検に合格したいと思えば思うほど、文法・暗記・和訳の罠にハマっていくんだ。
中学校の英語の授業では単語の意味を日本語で暗記すること、英文を和訳することが当たり前となっているから、子どもたちは皆、英語を日本語で理解しようとする。
しかし英検は、制限時間内にたくさんの英語を読み設問に答えないといけないから、いちいち和訳なんてしてたら時間が足りない。
リスニングも級が上がるにつれ、ネイティブ並みのスピードになるから、英語を和訳してたら、英語はどんどん流れてくるからね、聞き逃してしまうんだよ。
英検合格のためには、英語を日本語で理解しようとしてはいけないんだ。
そして 英検合格を大きく阻むもう一つの原因は、文法中心の学習だ。
文法が悪いとは言わないが、文法を学び始めると、とにかく文法に強いこだわりを持ってしまって、大事な英語の感覚をないがしろにしてしまう。
文法を気にして英語が書けない、文法が気になって英語を話せない、文法が気になって文章の大意がつかめない。ルールを理解したり、注意することに時間を使いすぎて、実践をないがしろにしてしまうんだ。
だから「文法理解」「単語暗記」「英文和訳」のクセがつく前、つまり小学生の間に英語に触れる時間をたっぷり確保し、英語を英語で理解する力や英語の感覚を身につけておきたいのだ。
小学校卒業までにバイリンガル流トレーニングを身につけ、英検2級に合格していれば、中学校で文法を習ったとしてもマイナスにはならない。むしろプラスになる。
文法を学ぶのは、英語を英語のまま理解する力がついた後が理想なのだ。
英検準1級 に合格する勉強法
英検準1級 に合格するには、英検準1級 レベルの英語をたくさん聞き、読み、書き、話す練習をすることだ。
英語塾 ABCでは、単語集の音読で準1級レベルのボキャブラリーをインプットする。
そして 英検準1級レベルの英語本の音読を通じて、まとまった量の英語を「たくさん聞き、読み、書き、話す練習」を行っている。
正しい発音を聞きながら、聞いた音と同じ音を出せるように練習する(音読)。音読ができるようになったら、単語の意味を英英辞書で調べる。本の内容を講師とディスカッションする。本の要約を英語で書く。

このトレーニングで重要なのは日本語を介さないこと
単語の意味を日本語で調べたり、暗記するんじゃなくて、英英辞書を使って意味を調べ、用例を何度もまるっと音読することで使い方を覚える。こうやって単語の持つ意味を感覚的にイメージできるようにする。
内容が理解できてるか?も和訳するんじゃなく、講師とのQ&Aで確認する。さらに要約を書くことで、まとめる力や書く力を身につける。
これは、赤ちゃんが言葉を学ぶプロセスと同じで、バイリンガルたちもこうやって英語を身につけた。
英語塾 ABCではネイティブやバイリンガルのように、英語を英語のまま理解できる力を身につけ、英語でアウトプットする力を身につけることで英検に合格できる力をトレーニングしている。
英語を英語のまま理解するなんて、帰国子女にしかムリだと思っている人が多いが、正しくトレーニングすれば、誰だってこの能力を身につけることができる。
バイリンガルが手に入れば、小学生でも 英検準1級 に合格できる。
準1級に合格できれば、その先の舞台は一挙にグローバルになる!
今すぐにでも、バイリンガル流トレーニングをスタートして、英検準1級合格を目指してほしい。
キミが例え、高校2年生だとしても、諦めずに英検準1級にチャレンジしてほしい。